またまたさぼっていました 笑 

次はロッカーについてです。シェイパーそれぞれ意見がちがいますが、私の中ではサーフボードの要となるのがこのロッカーだと思っています。RMDではこのロッカーの部分を常に試行錯誤しながらデーターを取っています。ロッカーもさまざまで、基本をいうと、ボードの反りがあればあるほど回転性や縦へのアプローチがし易くなります。でも、水面に対しての接地面がなくなるのでスピードや安定性はなくなります。 ボードの反りがなくなると接地面が多くなることからテイクオフがはやく、スピードがつき、ドライブします。その代わり掘れた波などでノーズがささったり、ライディングが縦ではなく横に流れてしまいます。 この両方の要素を組み立てながら、プラス、コンケーブでロッカーも変わってきますので、コンケーブを組み込んでのロッカーバランスになります。このロッカーもロッカーテンプレートを作り、テンプレートに合わせながら微妙な調整をしていきます。 私がなぜここまでロッカーにこだわるかは、今までいろんなボードに乗ってきましたが、ボード自体に浮力もなく、沈んでしまいそうなボードが乗った瞬間、揚力が増し、スピードがでて、マジックボードに変わる瞬間を何度も体で感じたからです。これは全て完璧なロッカーバランスだからだと思います。 人それぞれ好みがありますが、最近のボードはローロッカーの多いものばかりです。皆さんも自分のボードの反りはどんなか、他のボードと見比べて見るのもおもしろいと思いますよ!

120108-019.JPG ロッカーゲージ  ボトムにいくつもの点をとりこのゲージを当てながらデーターを取っていきます。

ロッカーの次はコンケーブについてお話します。次回をお楽しみに! またさぼり癖がでないといいけど、、、、、、、。